住まいの不安、不満、不便をエクステリア、外構を見直すことで、
解決できることがたくさんあります。
こんにちは、エクステリアプランナー 鈴木です。
▲ LIXILプラスGで玄関まわりをグレードアップ 施工後 神奈川県
サーティーフォーの建売り住宅。
外構のリフォーム工事が進んでいます。
建売り住宅の外構って、機能的ではあるけど、
ちょっとシンプル過ぎることが多いですよね。
ということは、シンプルだからこそ、外構も自分好みに、
比較的簡単にリフォームが出来る。
とも言えるんじゃないでしょうか。
▲ 建売住宅のシンプルな外構をグレードアップ 施工前 神奈川県
こちらがご新居の外構完成写真。
コンクリートでアプローチと車庫、自転車置場。
門柱は機能門柱に表札、ポスト、インターホン、
そして照明をまとめたもの。
シンプルにコンパクトに必要な機能がまとまっている外構。
もちろん、エクステリアとしての機能は十分足りています。
けれど、外構にこだわりをお持ちの施主様に
「何か物足りないの!」
「もう少しおしゃれに出来ないかしら?」
とご相談を頂きました。
建売をオリジナル感のあるオンリーユーの住宅に変身…。
エクステリアプランナー鈴木、ワクワクしてきました!
建物との一体感を出しながら、アプローチと車庫を立体的に・・・。
もちろん、色合いも合わせながら、
生活する上での機能、使勝手も犠牲にしないように・・・。
そんなことを考えながら、こんな形で外構イメージをご提案。
▲ リクシルプラスGを使った建売住宅の外構リフォーム 提案イメージ1
まずは、比較的シンプルなエクステリア外構のイメージパターン。
LIXILのプラスGのフレームを使い、
道路に面してゲートを作り、
門柱もオリジナルに。
アプローチと車庫はタイル貼りで
統一感が出るように。
LIXILプラスGのフレームの開放感がいいバランスで
マッチしているんじゃないでしょうか。
▲ リクシルプラスGを使った建売住宅の外構リフォーム 提案イメージ2
しかし…鈴木のおすすめは実はこちら!
道路から玄関までのアプローチに
更に屋根をかけることで、より立体的な空間に。
玄関の高さと合わせることで迫力のあるフレームとなり、
建物との一体感がより強まります。
アプローチの屋根には天井材をつけることで、
あたかも、最初からあったような印象になり、
また、ダウンライトの照明は安全でかつ、
高級感も出すことが出来ます。
LIXILプラスGの開放感と重厚感が絶妙で
ぐっとオリジナリティが出た外構となったのではないでしょうか。
ちょっとドキドキしながらのご提案。
奥様は図面を見ながらご自宅の前で
想像力を膨らませながら、
「やはり天井があるプランで」
と、決めていただきました!
▲ 建売住宅の外構リフォーム 施工前
さてさて…いよいよ建売の外構からオリジナルの外構への変身です!
アプローチと、車庫のコンクリートを解体して…
▲ 建売住宅の外構リフォーム 施工中 その1
柱を立てて道路と玄関の間に屋根をかけていきます。
この写真↑の撮影日はあいにくの雨。
屋根があるかないかで、雨の日のお出かけの
テンションも変わると思いませんか?
▲ 建売住宅の外構リフォーム 施工中 その2
空間を切り取り、建物との一体感を出す
フレームを建て込み。
デザイン格子もバランスよく配置されていきます。
▲ 建売住宅の外構リフォーム 施工中 その3
実は、今回、屋根の寸法を調整するために、
アルミを加工する匠の技が使われています。
▲ 建売住宅の外構リフォーム 施工中 その4
高級感あるプラスGのフレームは、高さもあるため高い脚立を使用しての作業です。
だんだんと全体の外構イメージが見えてきましたね。
▲ エクステリア屋根材設置 リクシルGルーフ 神奈川県
いよいよ屋根材としてGルーフが取り付けられ、
その下には柿渋色の天井材。
ダウンライトも取り付けられました。
あ…夜のエクステリアイメージもご紹介したかった(残念)!
とてもムードのあるエクステリアシーンになることは間違いなしです。
▲ リクシル Gルーフ ダウンライト点灯
天井とフレームに仕込まれたダウンライトは4灯。
試しに点けてみました。
もちろん、自動点灯の機能もあり、
いい感じでしょ。
▲ 建売住宅の外構リフォーム 施工中 その5
隣地側の角と、道路面の一部には
デザイン格子で軽めの目隠し。
エクステリアの施工に使われるデザイン格子は一本一本の部材で、
自由に取付位置と、角度が決められる優れもの。
取付や調整には職人さんの高い技術が必要となります。
奥様と打合せをしながら、ご希望の位置でピタリ!
▲ 建売住宅の外構リフォーム 施工中 その6
オリジナル門柱の下地も準備完了。
12センチ厚のブロックを積んで、
タイルの下地用にモルタルで表面を塗っています。
インターホン用の配線も見えますね。
▲ リクシル Gルーフ 天井材設置完了
屋根の下には天井材。
半透明の屋根だけとは、
高級感が全然違います。
▲ 建売住宅の外構リフォーム 施工中 その7
門柱にタイルを貼って、
ポストと表札得尾取付け、
床のタイルが仕上がればほぼ完成。
仕上には植栽とオシャレな黒い玉石を入れる予定。
今回外構をオリジナルにすることで、ご新居への愛着もぐぐっと
増していただけたのではないでしょうか。
建売りの外構をリフォームを検討されている方の
参考になれば幸いです。
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